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民芸ペチカ

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民芸ペチカ

2018/10/28 22:52

丸五の駐車場がいっぱいだったので、小さな路地裏にある幼稚園近くにあるコインパーキングに停めて早歩き。

ちょうど美観地区で屏風祭りがある日で、いつもより人が多くて、融さんまではそんなに距離がある訳じゃないのに自転車が欲しいくらい。大原美術館から倉敷川を渡って有隣荘のところまできたとき、なんといつも開いてないはずの有隣荘が公開されていて、なんてラッキーなんだろうと興奮気味に融さんへ。お店の前まで行くと三宅さんもいらして民芸館にいらっしゃるところだったけど、あっ、ちょうど良かったってお店の中でワイングラスなど色々拝見して、感動と一緒にまだまだ見たかったけど、お昼の12時まであと1時間くらいになったし、三宅さんと外に出て倉敷民芸館方面へ。本当に人が多くて気持ちばかりが焦ってしまい、有隣荘のところまできて私は有隣荘へ。三宅さんは民芸館へ。それではという時に三宅さんが、考古館でバーナード・リーチの特別展やってるようですねっていうので、そちらも見たいな思って、あと1時間って無理なのに、有隣荘へ。なんて豊かな空間なの。昭和3年に建てられてから90年ほどの歳月が流れていて、和洋折衷の美しさ。2階からは美観地区が眼下に広がっている。いいお天気。時間と空間の中に暫し佇む。もう少し居たかった。大原孫三郎氏がご家族のために贈った邸宅。そしてやはり考古館に行かなきゃと。バーナード・リーチも拝見して。お店には1時間も大遅刻をしてしまって落ち込む。でもその夜、三宅さんのワイングラス。赤ワインをウィルキンソンのソーダで割って飲む。「おいしい」。そしてキャンドルホルダーにも明かりを灯した。倉敷の一日、思い返すように佇む。