【倉敷ガラス・小谷栄次】◆◆◆切立ち鉢◆◆◆小谷ブルー◆◆◆
【倉敷ガラス・小谷栄次】◆◆◆切立ち鉢◆◆◆小谷ブルー◆◆◆
◆〈サイズ〉 口径約15.8㎝・高さ約4㎝
⁂このかたちどこかで見たわと思っていたら、食器棚に。ありました!
2年くらい前の年の暮れ、しめ飾りを飾っていたら、道を通る方と目が合って、あなたガラスがお好きなのねと、閉店までの間、吹き硝子にまつわるご自身のすてきな暮らしぶりをお話くださって、素敵すぎると思いながらうかがってると、次の日にまたお立ちよりくださって。
約束していたからって、小谷眞三さんや舩木倭帆さんの器を手提げ袋いっぱいに持ってきてくださったんです。ご高齢で小さなお身体には重いくらい。もうびっくりと感動。
そしてわたしは大好きなノッティングとなんと物々交換的に。
差し上げるとおっしゃるけれど、そういうわけにもいかなくて。
そう、眞三さんの鉢と形がそっくりなんです。
「シンプルだわーって」おもったりしましたが、ゆったりとした斜めのモールややわらかな表情の厚み感がお料理をするひとにやさしさを与えてくれます。テーブルコーディネートも楽しくなりそう⁂
⁂やわらかな面持ちの倉敷ガラス。**みずみずしさと透明感**に溢れています⁂
⁂民藝の精神が宿る吹きガラスには、飾ることのない美しさを感じます⁂
⁂倉敷ガラスの透明感。みずみずしいですね。いつも感じるのですが、湧き水のような透明感や、小川を流れる水のようなやさしさが伝わってきて。使うたびに普段着のように飾らない安心感につつまれます。
小谷さんのお人柄のような、ガラスでありながらぬくもりある吹き硝子です⁂
⁂六十年近く皆様に愛されている倉敷ガラス。
⁂倉敷民藝館の初代館長、外村吉之介氏が説いた「健康で、無駄がなく、真面目で、威張らない」という民藝の精神を体現しているかのようです。
「生活のための道具」普段の暮らしを豊かにしてくれます。
⁂1964年にから始まった倉敷ガラス。創設者である小谷真三さんと子息である、小谷栄次さんが作った吹き硝子を、倉敷ガラスと称しています⁂
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⁂略歴
◎1961年 倉敷ガラス創設者 小谷眞三氏の長男として生まれる
◎1984年 吹きガラスを始める
◎2002年「日本民藝館展」初入選。
◎2003年「日本民芸館展奨励賞」
◎2009年 倉敷民藝館賞受賞
◎2010年「倉敷市文化連盟奨励賞」
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