水が豊かなところで館内にいても、いつも水のせせらぎが聞こえてきます。

当時の日本民藝協会会長・大原總一郎氏の提唱によりはじまり、今年で50年を迎えました。

私も愛媛民藝協会と岡山民藝協会に籍を置いています。

いつおじゃましても館長さんが温かく迎えてくださいます。 

お茶とお菓子を頂きながらお話をしていると、ついつい長居をしてしまいます。

2階へ上がると伊予絣や砥部焼など四国各地の陶磁器も。

そして、倉敷ノッティングも開館当初から民藝館を訪れるお客様をお迎えしていたようです。

なごやかで家庭的な愛媛民藝館。

初代館長は女性の方で、玄関に打ち水をして、囲炉裏にお香を焚き、花を生けて、「おもてなし」の心配りを忘れなかったそうです。